ハードワークの人はストレスの蓄積に要注意!

長時間勤務や残業が当たり前とされてきた以前の働き方から、現代はワークライフバランスが声高に叫ばれています。
しかし、今なお長時間勤務はもちろん、勤務時間もバラバラという人が多くいます。

過酷な職場環境において、心身にかかるストレスは大きく注意が必要です。
適度に解消しながらでないと、無意識に蓄積されて調子を崩してしまいます。
そうあっては、どれだけやる気があっても長く続けることはできません。

ハードワークにありがちな長時間勤務を続けると、疲労が溜まりストレスが蓄積されていきます。
頭がクリアではなくなるため仕事の効率が落ち、さらなる長時間勤務を生み出します。
仕事の効率や精度が落ちるばかりか、それを自身の能力のなさと勘違いして自己嫌悪に陥ってしまうケースもあるのです。
悪化すると、うつ状態にまでなってしまいます。

業務量を減らすのが一番良いのですが、一個人でどうにかなるものではないかもしれません。
その場合は、いかに疲労軽減を図れるかを考えましょう。
寝具を体に合ったものに変える、しっかり湯船に浸かるなどは、大きな効果を得られます。

また、働き方が多様な今、仕事とプライベートの境目が曖昧な人が増えています。
しかし頭が常に回転していて負荷がかかっており、仕事から抜け出せないので休息も十分ではありません。
そのような人は注意が必要です。
意識的に、生活の中で線引きをするように心がけてみましょう。

仕事をしているとストレスが溜まるもので、ハードワークであればなおのことです。
無意識に蓄積されていかないよう、注意して向き合っていきましょう。

思い切って違う人生を

毎日残業が続き、食欲がなくなったり、気分が落ち込んだまま回復しない時がありませんか。
ハードワークが続いて、土日にゆっくり休んでも、体の節々が痛かったり、吐き気が止まらなかったりしたら、それはあなたの体が今の仕事に限界を訴えているサインです。

特に女性は、仕事のストレスで生理が止まってしまうということもあります。
そんなときは一度、体を健康な状態に戻すことが必要です。

まずは、体調不良を理由にして会社をしばらく休んでみましょう。
土日でとりきらない疲れを癒してリセットします。

次に、仕事を続けられるかどうか考えてみましょう。
その仕事は、体が病気がちになっても、または月経不順になってまでも、やらなければいけない仕事でしょうか。

確かに、金銭的な問題で、休職や転職をすることが難しい場合もあるかもしれません。
でも、体を壊してしまって鬱病になったり胃炎になったりしたら、将来的に働くチャンスまでも失ってしまうかもしれません。

長い将来を考えたとき、今の仕事で未来を思い描くことが難しかったら、それは環境をかえてもう一度頑張ってみるチャンスです。
誰も未来を知ることはできませんが、努力次第で良い方向へ向かわせることはできます。

それならば、辛い仕事で体を痛めつけるより、思い切って違う人生を歩んでみるのも悪くないでしょう。
もしかしたら、自分では気づかなかった才能を見いだされたり、同じ辛い気持ちでも、もっと頑張れる仕事に出会い、やりがいを見いだせるかもしれません。